top of page

距離感

ロボットプログラミング教室3月②日目


小学5年生のお兄ちゃんが参加するようになって

まだ間もないのですが

子供たちを見ていると

距離の縮め方が天才的だな〜



授業が始まる直前

鞄を置き

授業で使う道具を出す間もなく

1年生の彼は

5年生のお兄ちゃんのところに駆け寄って

自分の好きなコマ(ブロックで作ったもの)を見せては

熱心に説明をし始めるのです



『ここにこれを入れて重たくしてね。

そうするとパワーが出て、よく回るんだ!』



目をキラっキラに輝かせながら

イキイキと魅力を語る



相手が興味を持っているかはさておき

とにかく

『自分の好きを知ってもらいたい』

その一心を小さな身体いっぱいに表現している



歳を重ね

世の中のことを少し理解し

いろんな人間関係を構築して

自分なりの他人との距離感を

掴んでいく



その繰り返しの中で

初対面の人とどう関わるべきか

ビジネスのシーンではどう関わるべきか

目上の人に対してどう関わるべきか



そんな立ち位置で

変わる距離感



小学1年生の彼に

熱心にコマの説明を受ける

小学5年生のお兄さん

始めは

『ふ〜ん』くらいだったのが

『え?これはなに?』

『いつからベイブレード作りよると?』

興味を持って質問しているのが分かります



熱心に(自分を)伝える

相手(自分との違い)に興味を持つ



お互いのこの関わり方が

距離感をグッと縮めてくれるのですね



授業が始まると

スイッチが入ったように

自分の課題にじっくり向き合っていました



数多くの体験を重ね

少しずつ慣れていく中で

どんな時間

どんなものを積み重ねて