top of page

影響力

前回と今回は

お休みする人が居たので

生徒さん一人での授業だったのですが

いつもの授業とは

全く違った空気感でした


今回の課題は「改造」です。作業に黙々と取り組んでいました

作業に没頭したり

聞きたいことを質問したり

私との関わりを独り占めする

そういった部分においては

いい時間となったようです


ですが


やはり

どこか寂しそうにしている



会話がする人が居ないからなのか

絡む人が居ないからなのか

とにかく

居ないから

寂しさを感じている様子です


教室に来てすぐに

『〇〇君は?』

と、訊ねるほど

その存在が大きいのです



以前

影響を与える人か

それとも

影響を受ける人か

という話をしましたが



やはり

与えもするし

受けもする

そう改めて感じました


普段は

そんな気配を微塵も見せなくとも

ふとした瞬間や

いつもと違う瞬間に

実はそうだったのだ

ということを教えてくれる


私たちは日頃

自然と

その人の存在を受け取っています

いつまでも

当たり前にあるかのように


それが当たり前ではなかったと知ると

その存在の大きさに気づくのです

まるで初めて知ったかのように

本当は

知っていたはずなのに


それは

相手からしても

同じように

あなたのことを感じているのです


あなたは

誰かの影響を受けている

誰かに影響を与えている



今日は寂しそうにしていた生徒さんに

次回は来ることを伝えると

その日が楽しみな様子で

元気に帰っていきました


3ヶ月前までレゴで遊んだことすらなかったのに!

数多くの体験を重ね

少しずつ慣れていく中で